うどん平 

 

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 私が福岡にくる機会があったら是非食べたいと思っていたのが、博多うどんなのです。私が博多うどんを知ったのは、タモリさんがテレフォンショッキングなどで、福岡出身のタレントに博多うどんの良さを熱弁していたのを、テレビで見たのがきっかけだした。曰く、博多の人はラーメンなんかよりもうどんが好きで、毎日でも食べられるそう。麺はコシがなく柔らかくごぼうの天ぷら、ごぼ天がのっているのが特徴との事。前回、福岡を訪れた際は、大好きな豚骨ラーメンを堪能した私。今回は、博多うどんを是非とも食べてみたい。

 

 雨が降りしきる、金曜日の午後12時。うどん平(たいら)さんを訪れた。休憩時のサラリーマンで列をなしている。地元の人が並んでいるのは、絶対おいしいはずと期待が高まる。この店は、博多うどん、タモリで検索して見つけた。嘘か真か定かではないが、タモさんが行きつけらしいと噂の店なので、行ってみる事にしたのである。

  

 うどん屋さんなので、回転はそこそこ早く、15分程度で店内に入れた。店内では、入って左側がカウンターとなっており、うどん職人がうどんを打っている姿や、湯がいている姿を間近に見る事ができます。右側は、6人かけのテーブル席になっており、私はそちらに通されました。注文を聞きにきてくれた女の方の感じもとっても良い。ごぼううどん400円をオーダーしました。このお店の口コミをみると、エビ天や肉うどんも大層人気がありそうでしたが、やはりここは基本にしたがい、ごぼう天ののったうどんをオーダーすることにしました。タモさんもごぼ天は必須と外国語で解説してくれてますし。


タモリさん 博多うどんを外国語で解説 - YouTube

 

 他の人のオーダーを聞いていると、かしわおにぎりを合わせてオーダーされる方や、ごぼう肉うどんなど組み合わせでオーダーされている男性の方が多かったです。ほどなくして、ごほううどん430円が着丼しました。かけうどんは300円。リーズナブルですよね。

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 まずは透き通る黄金のスープが目に飛び込んできます。ごぼう天の油がスープに流れ出し、溶け込んだ様がたまりません。一口啜ると上品ですっきりとしたお出汁です。あっさりとしているながらも、コクがあります。出汁に関しての正確な情報がないらしく、いりこやカツオ出汁を使っているという口コミもありました。あまり飲んだことがない出汁でしたので、アゴ出汁を使っているのではないかという推測に私は一票を投じたいと思います。

 

 続いて麺です。とにかく長くて、もっちりしています。コシがなく柔らかいと聞いていたので、ぶつぶつと切れる柔らかい麺だと想像していました。百聞は一食にしかずです。決してのびていないのに、柔らかく、もっちりとしていて、噛み切るときにはぴっとりとした歯触り。

 

 いよいよ、ごぼう天を頂く。斜めに薄切りしたごぼうの天ぷらはからっと揚っていて、やはり博多うどんにごぼ天ありです。この天ぷらは衣が多めですので、最後にはちょっと脂っこいかなと感じました。そんな時には、卓上のゆず胡椒で変化をつけて、美味しく食べられます。とってもおいしいおうどんでした。

 

 また福岡にくることがあったら、再訪したいです。